
当院の大人の治療と子供の治療では治療期間が全く異なります。
【大人の矯正治療期間について】
まず大人の治療においては矯正治療における歯の移動は、体の反応を利用して行うため人それぞれ移動の速度が違います。 骨を壊す細胞と作る細胞が働くことによって歯が動いていきます。そのため1か月に1㎜動けば非常に動きが良いと考えます。また、歯が動く際には痛みの反応を伴いますので、個人差はありますが調整後数日は痛みを感じると思います。 歯を動かす力とは別に噛む力や舌や唇の力で歯の動きが抑えられたり、歯磨きが出来ていないとワイヤーの周りについた汚れが動きを邪魔してしまったり、様々な要因で歯の動きが阻害されます。 このように体の反応も違うので人それぞれ動く速度が違うということになります。 全体での歯を動かす移動量や治療の方法がそれぞれ違うので、治療期間はあくまで目安にしかなりませんが大人の治療の場合は平均で2年前後になる方が多いです。
【お子さんの矯正治療期間について】
お子さんの治療の場合は骨格の治療がメインとなるため体の成長による変化も合わせて考えなければいけません。そのため、治療期間に関しては終わりの時期から逆算して考えることになります。子供の治療終了目安は上顎の成長が終わる頃になるため、早くに始めると治療期間が長いということにな りますが、余裕をもって治療ができるとも言えます。
歯の矯正治療についてどんな些細な事でも、お気軽にご相談ください。